日本女子バレーは他の国と比較すると、体格とパワーで劣ります。しかし、日本女子バレーはハンデを技術と練習量、戦術ではねのけてきました。女子バレーの歴代エースには木村沙織さんといった名前が挙げられましたが、どんな監督で務めていたのでしょうか。
そこで今回は、女子バレーの監督を歴代順に紹介し、当時の成績や現在についても調査します。
女子バレーの監督を歴代で紹介!当時の成績は?
女子バレーはこれまでに数々の国際大会に出場し、オリンピックや世界選手権、ワールドカップ、アジア選手権で金メダルを獲得してきました。コンスタントに結果を出してきた女子バレーですが、どんな監督が就任していたのでしょうか。
また、各監督がどんな成績を残したのかも気になりますよね。
それでは、女子バレーの監督の歴代や当時の成績について詳しくみていきましょう。
眞鍋政義
女子バレーの監督の歴代で長期政権を担っていたのは、眞鍋政義監督ではないでしょうか。
眞鍋政義監督は2009年~2016年、2021年~2024年に指揮を執っており、当時はまだそこまで普及していなかったiPadを利用してデータを解析する「IDバレー」を標榜していました。
眞鍋政義監督が率いたチームは第16回世界選手権やワールドカップで銅メダルを獲得する活躍を見せます。
また、2012年のロンドンオリンピックでも銅メダルを獲得しましたが、以降のオリンピックではメダルを獲得することはできませんでした。
中田久美
2016年10月25日、中田久美監督は史上2人目となる女性監督として就任しました。中田久美監督は現役時代に日本代表として活躍したことがあり、1984年のロサンゼルスオリンピックでは銅メダルを獲得しています。
中田久美監督の在任期間は2017年~2021年でしたが、オリンピックや世界選手権、ワールドカップでメダルを獲得することができませんでした。特に、自国開催となった東京オリンピックではメダル獲得が期待されていましたが、1次リーグ敗退という結果に終わっています。
柳本晶一
2003年~2008年から女子バレーの監督の歴代を務めていたのは、新日本製鐵(現:堺ブレイザーズ)などでプレーしていた柳本晶一監督です。柳本晶一監督は男子タイ代表や東洋紡オーキスといったチームでも監督を務めており、2003年2月に全日本女子代表に就任しました。
柳本晶一監督は若手選手を積極的に起用し、2004年8月に開催されたアテネオリンピックでは5位となり、世界選手権やワールドカップでも一定の成績を残します。
また、2008年8月の北京オリンピックでも5位という成績を残しました。
吉川正博
吉川正博監督は2001年~2002年までと短い間でしたが、女子バレーの監督の歴代の1人です。吉川正博監督は実業団に加入し、その後は全日本ジュニアなどでのコーチを経て監督に転身しました。
2001年に吉川正博監督は女子バレーの監督に就任し、いきなりバレーボールワールドグランドチャンピオンズカップで銅メダルを獲得しますが、アジア選手権では日本女子バレー代表史上初となるメダルを逃すという結果に終わってしまいます。
また、2002年に開催された世界選手権でも予選落ちの13位という結果に終わり、辞任しました。
葛和伸元
葛和伸元監督は選手として日本電気男子バレー部などでプレーし、その後はNECレッドロケッツ川崎でコーチと監督を経験し、優勝という成績を残しました。
そして、葛和伸元監督は1997年から全日本女子代表の監督に就任し、世界に対抗するために大型化を推進するという方針を出します。しかし、葛和伸元監督が指揮した全日本女子代表は2000年のシドニーオリンピック世界最終予選に出場しましたが、3勝6敗という結果に終わってしまい、初の五輪出場を逃してしまいました。
吉田国昭
吉田国昭監督は1996年に全日本女子代表の監督を務めた人物です。吉田国昭監督は大阪学院大学を経て、ユニチカに加入してコーチと監督を務めていました。
近年はオリンピックやワールドカップといった国際大会で結果を残している全日本女子代表ですが、吉田国昭監督が務めていた時期は低迷期に突入しており、1996年のアトランタオリンピックでは9位という結果に終わってしまいます。
そして、前回オリンピックよりも順位が下がってしまったので、責任を取る形で辞任しました。
女子バレーの監督の現在を調査!
近年の女子バレーの監督は眞鍋政義監督が長く務めるなど安定した成績を残しており、海外でプレーする選手もいます。
ただ、2024年のパリオリンピックでは9位に終わってしまったことで眞鍋政義監督は監督交代となってしまいました。2028年のロサンゼルスオリンピックではメダル獲得が期待されていますが、現在の女子バレーの監督は誰が務めているのでしょうか。
初の外国人監督
2025年11月現在、女子バレーの監督を務めているのはトルコ代表としてもプレーしたことがあるフェルハト・アクバシュ監督です。
フェルハト・アクバシュ監督はトルコ代表に選出されたことがあるほどの実力者でしたが、若くしてコーチに転身することを決意しました。2004年、当時19歳だったフェルハト・アクバシュ監督はトルコ女子リーグ・ガラタサライのアナリストとしてキャリアをスタートし、その後は広東恒大やワクフバンクなどを経て2017年からは監督業を始めます。そして、2025年2月に就任しました。
世界選手権は4位
フェルハト・アクバシュ監督率いる女子バレーは、2025年8月に開催されていたバレーボール女子世界選手権に出場していました。
新体制となり、フェルハト・アクバシュ監督の手腕やメダル獲得に期待が寄せられ、チームは順調に勝ち進んで1位で決勝トーナメントに進出します。そして、ラウンド16では開催国であるタイにストレート勝ちし、準々決勝では強豪・オランダにも勝利しました。
しかし、準決勝でトルコに1-3で敗北し、3位決定戦ではフルセットの末ブラジルに負けてしまい、メダルを逃します。
まとめ
今回は女子バレーの監督を歴代順に紹介し、当時の成績や現在についても調査しました。
2000年代後半から現在まではオリンピックなどでメダルを獲得していますが、1990年代などは暗黒期とも呼ばれていたようです。全日本女子代表史上初となる外国人監督が就任し、大きな注目が集まっているので、引き続き注目していきましょう。










