バレーのスパイクとは?アタックとの違いは?打ち方も解説!

ボールを落とすことなく、3回以内に攻撃しなければならないバレーですが、スパイクとはどういったプレーなのでしょうか。また、バレーのスパイクとアタックの違いについて詳しく知っている人は多くないですよね。

そこで今回は、バレーのスパイクとは何か、アタックとの違いや打ち方について詳しく解説していきたいと思います。

バレーのスパイクとは?アタックとの違いは何?

バレーのスパイクとは強く叩きつけるという意味があり、相手のコートに向かって行う攻撃的なプレーの1つです。

それに対して、バレーのアタックは相手のコートにボールを打ち返すプレーのことを指しています。そのため、司令塔であるセッターがトスのふりをして攻撃するツーアタックもアタックに含まれますが、サーブとブロックは含まれません。

このように、どちらのプレーも攻撃的なアクションですが、スパイクはアタックの中の1つということになります。

バレーのスパイクの打ち方を解説

バレーのスパイクには大きく分けて3つの種類があります。

  • オープン:トスが高く、タイミングが取りやすい基本のスパイク
  • クイック:トスの軌道が低く、早く、ネットを越えたら素早く行うスパイク
  • ブロード:選手が左右に移動しながら行うスパイク

このように、スパイクには3種類の方法があり、クイックに関してはAクイック、Bクイック、Cクイック、Dクイックなどがあります。

それでは、バレーのスパイクを上手く出来るようにするための打ち方やコツを解説していきたいと思います。

フォーム

バレーのスパイクをしっかり決めるには、正しく安定したフォームを身に付けなければなりません。バレーのスパイクはフォームが安定していなかったりすると、強い打球を打ったり、コントロールすることができなかったりします。

  • ストレートアームスイング:両腕を真上に上げる感じで跳ぶ
  • ボウ&アロー:弓矢を引くような形を作る
  • サーキュラーアームスイング:1度利き手を後ろに引く

このように3種類あり、利き手ではない方の腕をしっかりと振り上げることや両足で着地することが重要です。

助走

適切な助走を身に付けることでブロッカーのタイミングをズラしたり、状況に応じて良いスパイクを打つことが出来ます。スパイクの助走は右利きであれば、右足、左足、右足、左利きの場合は左足、右足、左足で踏み切ることが重要です。

ただ、両足同時で跳ぶのではなく、利き腕と同じ方の足をメインにし、もう片方の足は遅れるような形でジャンプするのが理想とされています。また、ネット際でプレーする際には重心を少し後ろ目に残すことで、タッチネットを防ぐことやボールの真下に入ってしまうことを防ぐことが可能です。

タイミング

強烈なスパイクやコースを突いたボールを打つためには、ジャンプの最高到達点で行うことが大切です。ジャンプの最高到達点でスパイクするにはトスの高さやスピードを確認し、落下地点に素早く入る必要があります。

正しいタイミングを身に付けるのは一朝一夕で出来ることではないので、繰り返し練習する必要があり、プレーの幅を広げてくれるので反復して行うようにしましょう。

バレーのスパイクの練習方法は?

強烈なスパイクを打つためには、フォーム、助走、タイミングといったコツを体に染みこませる必要があります。

助走とタイミングを身に付ける練習方法としては、ボールをスパイクせずに空中でキャッチすることで感覚を掴むことが可能です。

また、キャッチボールや壁打ちを行うことでフォームや打つ感覚を養うことが出来ます。キャッチボールなどを漫然と行うのではなく、1つ1つの動作やボールをミートする感覚を確認することが重要です。

まとめ

今回はバレーのスパイクとは何か、アタックとの違いや打ち方について詳しく解説してきました。

バレーのスパイクをしっかりと決めるにはフォーム、助走、タイミングの3つを身に付けることが重要で、そのためには反復練習することが大切です。

まずは壁打ちなどをして感覚を掴み、基礎となるオープンスパイクを身に付けるようにしましょう。