「アメフト」は非常に人気が高く、アメリカ3大スポーツの1つとして有名です。
しかし、日本ではそれほどメジャーではない「アメフト」ですが、基本ルールなどはどうなっているのでしょうか。多くの日本人は「アメフト」と「ラグビー」のルールが混ざっていたり、同じようなスポーツだと考えている人も多いと思います。
そこで今回は、アメリカ3大スポーツの1つ「アメフト」のルールを初心者の人にも分かるように解説していくので、一緒にみていきましょう!
アメフトの基本ルールを紹介!初心者必見!
「アメフト」は高い身体能力が必要なスポーツであり、「ラグビー」のようにフィジカルコンタクトの多い競技でもあります。
「アメフト」は独自のルールがあり、他のスポーツと違うと言われていますが、どのようなルールがあるのでしょうか。
「アメフト」の基本ルールを詳しくみていきましょう!
フィールドの大きさ
「アメフト」のフィールドは長方形の形をしていて、両サイドには「ゴールポスト」があり、縦が120ヤード(109.73m)、横が53.33ヤード(48.77m)になっています。
「アメフト」のフィールドには10ヤードずつラインが引かれていて、「エンドライン」から「ゴールポスト」までのゾーンを「エンドゾーン」と呼び、このエリアに侵入すると「タッチライン」となり、得点をすることが可能です。
試合の流れ
「アメフト」の基本ルールの中で最も特徴的なのが試合の流れではないでしょうか。
「アメフト」では、攻撃側のチームに4回プレーを行なう権利が与えられ、その間に10ヤード以上進むことができれば、「ファーストダウン」となります。「ファーストダウン」になった場合には新たに攻撃権が4回与えられ、それが繰り返されていき、「タッチダウン」などで得点することを目指すというのが試合の流れです。
もし、4回以内に10ヤード以上進むことができなかった場合は、相手チームに攻撃権が移ります。
試合時間
カテゴリー | 試合時間 |
NFL(アメフトのプロリーグ) | 4クォーター×15分=60分 |
Xリーグ(日本の社会人リーグ) | 4クォーター×12分=60分 |
学生 | 4クォーター×10分~12分=40分~48分 |
「アメフト」の試合時間は各カテゴリーによって試合時間は変わり、「NFL」は60分となっていますが、CMを多く流すための「コマーシャルアウト」という時間があり、試合が止まるので実際の平均時間は約3時間12分です。また、第2クォーターと第3クォーターの間には15分のハーフタイムがあります。
人数
「アメフト」の人数は1チーム11人で両チーム合わせて22人となります。「アメフト」では99人までベンチ登録することができ、選手交代を自由に何回でも行なうことが可能です。そのため、攻撃と守備が入れ替わるときに「アメフト」では選手を1度に11人交代させることもあります。
ポジション/攻撃
「アメフト」攻撃側のポジションはこのような役割を担っています。
攻撃 | 役割 |
QB(クォーターバック) | パスをしたり、自分でボール運ぶ司令塔 |
WR(ワイドレシーバー) | パスの受け手であり、空中戦の要 |
OL(オフェンスライン) | 相手ディフェンスをブロックしたりする縁の下の力持ち |
RB(ランニングバック) | ボールを持ち、敵陣まで運ぶ地上戦の要 |
TE(タイトエンド) | QBとRBをサポートするオールラウンダー |
ポジション/守備
「アメフト」守備側のポジションはこちらです。
守備 | 役割 |
LB(ラインバッカー) | フィールドの中央に位置し、ディフェンスの要 |
DL(ディフェンスライン) | 最前線で相手攻撃陣を食い止める役割 |
DB(ディフェンスバック) | フィールド後方にポジションを取る最後の砦 |
まとめ
今回は「アメフト」のルールを初心者にも分かりやすいように詳しく解説してきました。
「アメフト」は攻撃側のチームに4回プレーを行なう権利を与え、10ヤード以上進むことができれば、また攻撃を行なうことができ、「タッチダウン」などを目指すという流れになっています。また、「アメフト」は選手交代が自由に何度も行なうことができるため、攻守が入れ替わるタイミングで、メンバーを大幅に代えることが可能です。
「アメフト」はアメリカ3大スポーツの1つでもあるので、興味がある人は観てみましょう!