人気急上昇!モルックとは?ルールや遊び方・必要な道具を解説

最近メディアでも取り上げられることがあるスポーツの「モルック」。さらば青春の光の森田哲矢さんが日本代表で参加するなど、芸能界でも人気のようです。

今回はモルックとはどのようなスポーツなのか?ルールや遊び方・必要な道具を解説していきます。

モルックとは?

モルックとはフィンランドのカレリア地方の伝統的なゲームであるキイッカというゲームを元に開発されたスポーツです。とても簡単で、老若男女問わず誰でも楽しむことができます。フィンランドではサウナとビールを楽しみながらプレーされているようです。

モルックに必要な道具は?

モルックのルールを理解する上で、まずは道具の名称から解説していきます。モルックとは簡単なスポーツなので、道具もたくさん必要なわけではありません。一つずつ見ていきましょう。

なおモルックの道具は3000円台から手に入るようです。

モルック

モルックに必要な道具の一つ目はモルックという道具です。長さ20センチほどの木の棒で、このモルックを投げてピンを倒すのに使います。

スキットル

スキットルはモルックを投げて倒す、木製のピンです。12本のピンがあり、それぞれ1から12までの数字が書かれていて、その数字や倒した本数が得点に反映されます。

モルッカーリ

モルッカーリはモルックを投げる位置を示す目印です。地面に置いて使用し、このモルッカーリからはみださないようにモルックを投げます。

モルックとは以上の道具を使用するスポーツです。

モルックとはどうやって遊ぶ?

続いてモルックの遊び方です。モルックとは簡単に言えば得点が先に50点ちょうどになったら勝ちというものです。詳しく見ていきましょう。

スキットルなどの設置

まずはモルッカーリを置き、そこから3~4メートル離れた位置に、スキットルを並べます。スキットルは一列目に左から1と2、二列目に3と10と4,三列目に5と11と12と6、四列目に7と9と8をくっつけて並べましょう。

なおモルックを投げる際にモルッカーリに触れたり踏み越えてしまったりすると0点になってしまいます(フォルトと言う)。

モルックの投げる順番を決める

モルックとは2チーム以上で対戦するスポーツなので、投げる順番を決めます。

モルックを投げてスキットルを倒す

順番にモルックを投げます。スキットルを倒した本数が1本ならスキットルに書かれている数字が、2本以上倒したなら倒した本数が点数となります。

ちなみにモルックの投げ方は基本的に下手投げで、転がしたりバウンドさせたりしてスキットルを狙います。

倒れたスキットルをその場に立ててゲームを続ける

倒れたスキットルはその場に立て、次の人がモルックを投げます。これによりだんだんスキットルのある場所が広がるので、狙うのが難しくなりまた戦略も必要になってくると言えるでしょう。

ここまでを繰り返して先に50点ちょうどになったチームが勝ちとなります。

モルックの詳しいルール

最後にモルックの細かいルールを見ていきましょう。

スキットルが完全に倒れていない場合

モルックとはスキットルの倒れた本数か書いてある数字が得点となるスポーツですが、そのスキットルが重なるなどして完全に倒れていない(地面についていない)場合はカウントしません。

得点が50点を超えた場合

モルックとは50点を目指すスポーツですが、50点を超えてしまうこともあります。その場合25点に減点されてゲームを続けます。

失格となるルール

3回連続でスキットルを倒せなかった場合は失格となり、その場で脱落となってしまいます。

モルックアウト

3試合の累計などで勝敗を決める際に、同点だった場合行われるのがモルックアウトです。

  • 手前から6、4、12、10、8の順にモルックの長さの間隔でスキットルを並べる。
  • チームのメンバーが1回ずつモルックを投げる。倒れたスキットルは元の位置に戻す。
  • 通常ルールと同様に得点を計算し、総得点で勝敗を競う。
  • それでも同点の場合は1対1でサドンデス勝負をする。

このように同点の際のルールも決められています。

まとめ

今回は最近話題のモルックとはどのようなスポーツなのか、ルールや遊び方、必要な道具を解説してきました。簡単ながら奥の深いスポーツで誰でもプレーできそうですね。是非ともルールを覚えて楽しんでみてください。