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国立競技場のキャパは?座席は何席?アリーナとスタンドの違いも!

国立競技場は2019年11月30日にリニューアルされ、日本を代表する多目的スタジアムとして知られています。国立競技場はサッカー日本代表の試合やアーティストのライブ会場となることが多いですが、キャパはどのくらいなのでしょうか。

そこで今回は、国立競技場のキャパはどのくらいなのか、座席は何席なのか、アリーナとスタンドの違いを紹介します。

国立競技場のキャパは?昔と変わった?

2019年11月30日に完成したもの新国立競技場と呼ばれ、リニューアル前のものは旧国立競技場と言うことが多いです。国立競技場はサッカーや陸上競技などを行なうことができる多目的スタジアムとなっていますが、キャパはどのくらいなのでしょうか。

また、新国立競技場と旧国立競技場ではキャパに違いがあるのかも気になるところですよね。それでは、どのように変わったのか詳しくみていきましょう。

最大で約80,000人

2025年8月現在、国立競技場のキャパは約80,000人となっています。そのため、国立競技場は日本最大級の競技場だと言われているようです。

また、国立競技場と同じように様々な場面で使われることが多い日産スタジアムや東京ドームですが、それぞれのキャパは約75,000人、約55,000人だとされています。

この数字から見ても、国立競技場のキャパが大きいことが分かりますし、アーティストのライブ会場になって時に凄いと言われる理由も伝わってきますね。ちなみに、キャパは収容人数なので座席数よりも多くなります。

旧国立競技場は約50,000人

今や日本最大級の競技場となった国立競技場ですが、キャパは約54,000人だったとされています。キャパの数字を見ると、収容人数は新しくなったことでかなり増えたようですね。

ただ、それでもできたばかりの頃は東洋一とも言われていたので、1950年代の頃はアジアの中でも大きい競技場という位置づけだったのではないでしょうか。

また、キャパだけを見れば、日産スタジアムの方が大きいですが、多くの人から国立競技場は特別視されていたので、それだけ思い入れがあるということなのかもしれませんね。

国立競技場の座席は何席?

国立競技場のキャパは約80,000人という驚異的な数字ですが、座席はどのくらいなのでしょうか。

また、国立競技場はデザイン性などにこだわったとされているので、座席の特徴などにも関心が寄せられています。それでは、国立競技場の座席数や特徴などを詳しくみていきましょう。

国立競技場の座席数は?

国立競技場の座席数は67,750席だとされています。座席数は座ってみられるように設置されている椅子の数が対象になっているので、キャパはよりは少ないです。

しかし、それでも67,750席という座席数は日産スタジアムの72,327席に次ぐ数字だとされているので、かなり多いのではないでしょうか。

また、国内で有数のサッカー専用スタジアムだとされている埼玉スタジアム2002の座席数が63,700席となっているので、国立競技場はそれを上回っているため日本代表の試合で使われることが多いのかもしれませんね。

デザイン性に優れた座席

国立競技場は外観だけではなく、座席もデザイン性に優れているとされています。現在の座席は白、黄緑、灰色、深緑、濃茶の5色で構成されていて、フィールドから屋根に向かって濃い色から薄い色へとランダムに配置されているようです。

また、フィールドに近くて見やすい1階席は座席の前後の幅が広くなっているようで、2階や3階と上に行くにつれて狭くなっているとされています。また、料金は高くなりますが、ゆったりとくつろげるVIP席やラウンジなども併設されているようです。

国立競技場のアリーナとスタンドの違い?

ライブなどによく行く人であれば、アリーナ席とスタンド席というものがあることを知っていると思います。しかし、サッカー観戦しかしたことがない人にとっては、あまり聞き馴染みがない言葉です。

では、国立競技場のアリーナ席とスタンド席とはどのようなものなのでしょうか。

アリーナはステージに近い席

国立競技場に限らず、アリーナ席と呼ばれる場所はステージから近いところを指しています。

ライブの場合、ステージは競技場の中心に設置されることが多く、その周辺に用意された物がアリーナ席となります。そのため、アリーナ席は元からあるスタンド席とは違い、特設された椅子ということになりますね。また、アリーナ席はステージから近いので、スタンド席よりも値段が高いという特徴があります。

臨場感があるが見にくい?

アリーナ席はステージから近いので、臨場感があってアーティストを間近で見ることができるというメリットがあります。しかし、配置やステージなどによっては角度がないことがあったり、前方にいる人の体で見にくいというデメリットがあるとも言われています。

また、アリーナ席であっても、スタンド席に近い場所だと微妙に遠く、そこまで臨場感がないということも起きてしまうそうです。ただ、それでもアリーナ席は間近でパフォーマンスを体感できるということで、かなり人気があります。

スタンドは元からある離れた席

スタンド席は言葉からも分かるとおり、スタジアムなどに元から設置されている席のことを指しています。

そのため、スタンド席はアリーナ席よりも遠くの位置に設置されていて、双眼鏡などがないと見にくいというのがデメリットです。

しかし、スタンド席は席が固定されているので、長時間座っていても疲れにくいですし、前の席と段差があるので視界が遮られることがありません。また、スタンド席は全体を見渡せるので、ライブ会場を一望できるのもメリットです。

上層は双眼鏡が必須

国立競技場のアリーナ席とスタンド席は、他の競技場と同じようになっています。そのため、スタンド席、特に上層の場合は双眼鏡が必須です。

スタンド席は1層、2層、3層となっており、上に行くほど角度が付き、ステージからは離れてしまいます。国立競技場のスタンド席で観戦する時は、双眼鏡を用意するようにしておきましょう。

まとめ

今回は国立競技場のキャパはどのくらいなのか、座席は何席なのか、アリーナとスタンドの違いを紹介しました。

国立競技場のキャパは日本最大級で座席数は67,750席です。また、国立競技場のアリーナ席とスタンド席は他のスタジアムと同じような違いになっています。

アリーナ席とスタンド席にはメリット・デメリットがあり、一概にどちらが良いかは言えないので、体験してみるのが良いかもしれないですね。