日本の小学校、中学校、高校では子供の体力や筋力などを測定するために様々な種目が行われ、ハンドボール投げは12歳~19歳までが対象になっています。
ハンドボール投げは小学校までに行われていたソフトボール投げとは違い、ボールが大きいので遠くに飛ばすにはコツが必要ですね。体力テストでハンドボール投げの記録を出す方法を知りたいという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ハンドボール投げのコツや体力テストで記録を出す方法などを詳しく紹介していきたいと思います。
ハンドボール投げのコツは?
中学、高校ではソフトボール投げではなく、ハンドボール投げが行われますが、ボールが大きく、あまり扱った経験もないため苦戦する人が多いのではないでしょうか。
それでは、ハンドボール投げのコツを1つずつ詳しくみていきましょう。
親指と小指で掴む
ハンドボールを上手く投げるためには、親指と小指でボールを掴むようにすることが大切です。ハンドボールを持つ時には、しっかりと手を広げて親指と小指で挟むようにしましょう。
ハンドボールはソフトボールよりも大きいので、手で掴むことが難しく、手の平に乗せて投げようとする人が多いと思いますが、そうしてしまうと滑ってしまい、ボールが変な方向に飛んで行ってしまいます。
そうならないためにも、ハンドボールは親指と小指で挟むようにしましょう。
助走や体の回転を利用する
ハンドボールの掴み方が分かったところで、遠くに飛ばすためには助走や体の回転を利用することも大切です。
ハンドボール投げをするときには決められた範囲内で助走をつけることができます。助走の際にはサイドステップを使い、ボールを放すときに体重移動させて投げるようにしましょう。
また、ボールを投げるときには腕の力だけではなく、体の回転を上手く利用することで遠くに飛ばすことができます。体の回転を上手く利用するためには、ボールを持っていない腕を前から後ろに引くように動かすようにしましょう。
適切なタイミングで放つ
ハンドボールを遠くに飛ばすためには、適切なタイミングでボールを放つことも重要です。
野球のピッチャーのようにライナー性のボールを投げるのではなく、少し斜めの角度で放つようにしましょう。
ボールの軌道を山なりにすることでライナー性よりも距離を稼ぐことができます。山なりのボールを投げるためには、腕が頭を通過する辺りで放つことが大切です。
また、視線も近くではなく、遠くに向けておくことで自然と体の向きも前向きになるので、覚えて起きましょう。
ハンドボール投げ体力テストで記録を出す方法も紹介!
体力テストで記録を出すためには、上記で紹介したハンドボール投げのコツをしっかり実践することも大切ですが、使うボールに投げておくことも大切です。
体力テストでハンドボール投げの記録が伸びないのは、扱いに慣れていないことが大きく関係しているとされています。そのため、練習時間などがあった際には重さや大きさなどを把握しておきましょう。
また、体力で記録を出すためには筋トレなども大事ですが、変に緊張せずにリラックスし、投げやすいフォームで行うことも大切です。
まとめ
今回はハンドボール投げのコツや体力テストで記録を出す方法などを紹介してきました。
まず、ハンドボールは大きいので親指と小指で挟むように掴む必要があります。そして、助走や体の回転を利用し、適切なタイミングでボールを放つことで遠くに飛ばすことが可能です。
体力テストでハンドボール投げの記録を出すためには、ボールの扱いに慣れ、筋トレで筋力をつけておき、本番で緊張せずに良いコンディションで行うようにしましょう。
また、いきなりやると肩を痛めてしまうので、しっかりとストレッチなどを行うことも大切です。