バレーボール(6人制)のルールを解説!観戦前に知っておくべき反則行為も紹介

現在、行われているパリオリンピックをきっかけに、多くの人が様々なスポーツを観ているのではないでしょうか。どのスポーツも複雑なルールや反則行為が決められていて、初めてその競技を観る人にとっては理解するのは難しいと思います。今回、紹介するスポーツは史上最強とも呼び声高いバレーボールのルールについてです。バレーボールは日本代表だけではなく、国内のバレーボールリーグ・VLEAGUGEも人気が高まってきています。今後、バレーボールを観に行く人のためにも、基本的なルールや反則行為などについて紹介します。

バレーボール(6人制)のルール

バレーボールには6人制と9人制があり、それぞれルールが異なるため、間違えないようにするためにもしっかりとルールを理解する必要があります。

  • 得点・セット数
  • ポジション
  • サーブ
  • タッチ回数
  • 選手交代

バレーボール(6人制)では、細かくルールが決められているので、1つずつ詳しく見ていきましょう。

得点

まず、バレーボール(6人制)の基本ルールは1セット25点先取で、5セット行ない、5セットまで行った場合は15点先取です。VLEAGUGEや日本代表などの試合では5セットマッチが基本ですが、高校生などの試合では3セットマッチで行うことが多くあります。

ポジション

バレーボール(6人制)には、他のスポーツにはないローテーションというルールがあります。ローテーションとは、1ポイント毎に時計回りに選手がポジションを動くというルールです。また、コート内の選手は所定のポジションが決まっており、サーブをレシーブするときには、そのポジションでレシーブしなければなりません。

サーブ

サーブ権をどちらのチームが獲得するかは、コイントスやじゃんけんで決めます。サーブ権をもったチームが得点し続けた場合、権利はそのまま継続し、同じ選手がサーブを打ち、ローテーションは行われません。レシーブ側のチームが得点した場合には、ローテーションが行われ、サーブ権を得ます。

タッチ回数

バレーボール(6人制)では、バレーボールは3回までタッチすることができます。ブロックでボールに手が触れても、1回にはカウントされませんが、ボールがネットに接触した場合にはカウントされるので注意が必要です。

選手交代

バレーボール(6人制)では、選手交代は1セットの間に6階まで交代することができ、リベロのポジションの選手は、後衛の選手とは審判の許可なく、何度でも交際することが可能です。交代の回数の数え方は1対1なら1回、2対2なら2回とカウントされます。

バレーボール(6人制)の反則行為

バレーボール(6人制)には様々な反則行為が定められていて、これらを事前に知っておくことで、より深くバレーボール観戦を楽しむことができます。

  • ダブルコンタクト
  • フォアヒット
  • キャッチボール
  • タッチネット
  • マーカー通過

1つずつ詳しく見ていきましょう。

ダブルコンタクト

ダブルコンタクトとは、1人の選手が連続して2回、ボールに触れると反則となります。しかし、ブロックに飛んだ選手がもう一度、ボールに触れるのは反則にはなりません。

フォアヒット

バレーボール(6人制)では、ボールに触れるのは3回までとなっているため、4回以上タッチして相手に返球することは反則になっています。

キャッチボール

基本的にバレーボールはボールを掴むことなく、指先や手首を使ってパスなどをするスポーツです。そのため、バレーボールを掴んだり、長時間キープする行為は反則行為に該当します。

タッチネット

タッチネットとは、スパイクもしくはブロックに飛んだ選手がネットに少しでも触れた場合、相手に得点が入ります。

マーカー通過

バレーボールのネットの両脇にはアンテナのようなマーカーが設置されています。そのマーカーにボールが接触した場合や外側を通過した場合は反則行為となり、相手にポイントが入ってしまうので、注意が必要です。

まとめ

今回はバレーボール(6人制)を初めて観る人でも楽しめるように、基本的なルールと反則行為について紹介しました。バレーボール(6人制)には、ローテーションというポイント毎にポジションが時計回りに動く独自のルールがあります。基本的なルールや反則行為を一気に覚えることは難しいので、試合を観ながら少しずつ覚えていきましょう。