老若男女できるスポーツとして幅広い層から人気があるバレーボールですが、皆さんは各ポジションの役割などをご存じでしょうか。
バレーボールのポジションは6つあり、それぞれがしっかりと自分の役割を果たすことで試合に勝利することができます。バレーボールの中で最も特徴的なポジションであるリベロですが、どんな役割があり、どのような人が向いているのでしょうか。
そこで今回は、バレーボールのリベロとはどんなポジションなのか、役割や向いているタイプなどを詳しく紹介していきたいと思います。
バレーボールのリベロとは?
バレーボールのリベロはイタリア語で「自由」という意味があります。
リベロはチームの中で1人だけユニフォームの色が違い、他のポジションとは違い、求められる役割がかなり専門的です。
バレーボールのリベロは守備に特化したポジションで、バックアタックなどの攻撃参加をすることが禁止されていて、後衛でレシーブを行なうので高いレシーブ力が求められます。
また、リベロはサーブやブロックなどに参加することが出来ませんが、後衛の選手とならば、審判の許可を得なくとも何回でも交代することが可能です。
バレーボール・リベロの役割は?第2の司令塔?
バレーボールのリベロは守備に特化した選手ですが、求められる役割は多く、試合の勝敗を左右する重要なポジションです。
バレーボールのリベロは第2の司令塔とも呼ばれていますが、どのような役割を果たしているのでしょうか。
具体的にバレーボールのリベロにはどのような役割を果たしているのか、詳しく見ていきましょう。
第2の司令塔
バレーボールにおいて、最も大事なことは適切な「ポジション取り」を行なうことです。
「ポジション取り」はレシーブをするときだけではなく、味方選手が相手選手のスパイクを弾いた際にサポートするときやブロックを行なったときにも必要になってきます。
リベロは守備時に味方選手にポジション取りを指示する役割があるため、第2の司令塔と呼ばれているのです。
攻守を繋ぐキーパーソン
バレーボールのリベロには高いレシーブ力が求められていますが、攻撃に移行するためには正確にセッターの元にパスを送る必要があります。
バレーボールはボールをコートに落とすことなく、繋いでいくスポーツなので、リベロのレベルの高さが勝敗に直結することが少なくないです。
バレーボールのリベロは守備の要でもあり、セッターに正確にパスを繋げる役割にもなっているため、攻守を繋ぐキーパーソンでもあります。
選手と監督のパイプ役
バレーボールは1セット毎に選手交代が出来るのは6回までと決まっています。しかし、セット中でも試合展開は刻々と変化していくので、監督は選手に細かく指示を出さなければなりません。
監督やコーチからの指示を選手に伝えるのが、試合中に自由に交代することが出来るリベロです。
そのため、バレーボールのリベロは選手と監督・コーチを唾ゲルパイプ役も担っています。
バレーボールのリベロに向いているタイプは?
バレーボールのリベロは守備に特化した選手ではありますが、攻守において重要なポジションで、プレーヤーと監督・コーチを繋げるパイプ役でもあるので、以下のような人が向いています。
- 高いレシーブ力と正確なアンダーハンドパスができる選手
- 難しいコースに飛んだスパイクに反応できる瞬発力と柔軟性
- 相手の攻撃を予測する分析力
- 統率力があり、ポジション取りを味方選手に指示をすることができる選手
- 監督・コーチからの指示を円滑に伝えるためのコミュニケーション能力
まとめ
今回はバレーボールのリベロとはどんなポジションなのか、求められる役割や向いているタイプについて詳しく紹介してきました。
バレーボールのリベロとはイタリア語で「自由」を意味し、高いレシーブ力が求められる守備に特化したポジションです。
また、バレーボールのリベロには守備を統率する第2の司令塔としての役割や、攻守を繋いだり、監督・コーチからの指示を伝える役割があります。
リベロに向いているタイプはレシーブ力があり、瞬発力と柔軟性、分析力、統率力、コミュニケーション能力がある人が向いていると言われていますね。