世界最高峰の総合格闘技団体と呼ばれている「UFC」ですが、階級やランキングはどのようになっているのでしょうか。
「UFC」は他の格闘技とは違い、1つの戦い方に拘らず、ボクシングや空手、レスリング、ブラジリアン柔術などの様々なスタイルで戦うことできます。そのため、様々なバックボーンがある選手が戦うため、各選手が自身の強みを活かしているので試合が盛り上がるのが特徴です。
そこで今回は、世界最高峰の総合格闘技団体「UFC」の階級やランキング、観戦前に知っておきたい基本知識を紹介していきたいと思います。
UFCの階級はいくつある?
選手のレベルと地名度が高い「UFC」ですが、階級はいくつあるのでしょうか。
「UFC」の階級はこのようになっています。
男性の階級
- フライ級(56.7kg)
- バンタム級(61.2kg)
- フェザー級(65.8kg)
- ライト級(70.3kg)
- ウェルター級(77.1kg)
- ミドル級(93.9kg)
- ライトヘビー級(93.0kg)
- ヘビー級(120.2kg)
女性の階級
- ストロー級(52.2kg)
- フライ級(56.7kg)
- バンタム級(61.2kg)
- フェザー級(65.8kg)
UFCのランキングはどうなっている?強いのは誰?
「UFC」では男性は8つの階級があり、女性は4つの階級に分かれています。「UFC」では各階級毎にランキングが発表されていますが、どのような意味があるのでしょうか。
また、「UFC」では階級毎に分かれているランキングとは別に、もう1つあると言われているようですね。
そこで今回は、「UFC」の各階級毎のランキングの意味やそれとは別のものが何を表しているのか調査していきたいと思います。
ランキングは挑戦者を決めるため
「UFC」では各階級毎のランキングを掲載しており、毎週更新されていきます。このランキングは、勝った選手がどんどん上がっていくというシンプルなもので、1位になった人はチャンピオンへの挑戦権が与えられるというものです。
そのため、「UFC」でチャンピオンになるには、まず、ランキングで上位になり、勝ち続ける必要があります。
また、ランキング1位の選手が負けた場合は2位、3位の人にも挑戦権が与えられるので、順位をキープしておくことも重要です。
パウンド・フォー・パウンドランキングとはなに?
「UFC」の公式サイトには、各階級毎のランキングとは別に、「パウンド・フォー・パウンドランキング」というものが存在します。
「UFC」に限らず、格闘技は階級毎に試合が組まれているため、フライ級の選手とヘビー級の選手が戦うことはありません。
しかし、多くの人が階級関係なく、戦った場合、誰が一番強いのかと考えたことがあると思います。
それを表しているのが「パウンド・フォー・パウンドランキング」です。「パウンド・フォー・パウンドランキング」は「UFC」No.1ファイターの称号と言っても過言ではありません。
UFC観戦前の基本知識
「UFC」はオクタゴンと呼ばれる金網で囲まれた八角形のリングで試合を行います。
「UFC」は基本的には、5分3ラウンドですが、タイトルマッチなどの場合は5分5ラウンドで行うこともあり、決着が着かない場合は判定によって決まるというのがルールです。
打撃技や絞め技などが許されている「UFC」ですが、サッカーボールキックや噛みついたり、肘を垂直に落とすこと、急所への攻撃などは認められていません。
「UFC」は「USDA(全米アンチドーピング機関)」と連携しているため、ドーピング検査も厳しく行われています。
まとめ
今回は世界最高峰の総合格闘技団体「UFC」の階級やランキング、観戦前に知っておきたい基本知識などを紹介してきました。
「UFC」には男女合わせて12の階級があり、各階級毎のランキングがあり、1位などの上位の選手にはチャンピオンへの挑戦が与えられます。
また、「パウンド・フォー・パウンドランキング」という階級を取っ払った「UFC」No.1を決めるランキングがあります。
「UFC」の試合を観るときは、今回紹介したことを意識しながら観てみましょう。