ラグビーのルールをわかりやすく解説!プレイ人数や反則についても紹介

ラグビーを見たことない人からすると、ルールが難しかったり、専門用語が多く馴染めない人も多いのではないでしょうか。また、ラグビーは接触プレーが多く、激しいためどこからが反則になるのかも難しいですよね。ラグビーは少しずつ日本で人気が高まってきていますが、プレイする人数やルールを知ってる人もそこまで多くないのではないでしょうか。そこで今回は、ラグビーのルールやプレイ、反則について詳しく紹介していきたいと思います。

ラグビーのルールを分かりやすく解説!

ラグビーといえば、球技でありながら球体ではなく楕円形になっていて、キャッチするのが難しかったり、不規則なバウンドをするボールを使っています。ラグビーは非常にコンタクトが多く、派手なプレーも多いスポーツで、屈強な肉体が必要です。そんな激しいスポーツであるラグビーにはどんなルールがあり、何人がプレイしているのでしょうか。ラグビーのルールを詳しく見ていきましょう。

人数は何人で行う?

サッカーは11人、野球は9人、バスケットボールは5人で行いますが、ラグビーは1チーム15人の合計、30人で試合を行います。また、ベンチに入ることができる選手は1チーム8人で、合計23人の選手が1試合行うのに必要です。

試合時間は?

ラグビーはフィジカルコンタクトが激しいスポーツで、骨折などすることも少なくない競技です。サッカー以上にハードなスポーツであるラグビーですが、試合時間が前半40分、後半40分の計80分。ラグビーでは、ハーフタイムは12分以内と決められています。

得点の種類は?

ラグビーでは様々な得点方法があり、得点の決め方で点数が異なるのが特徴です。ラグビーの代表的な得点の決め方であるトライ(相手陣地のインゴールラインにボールを着けること)では5点、ペナルティトライ(確実にトライができた状況で、相手の反則で防がれた場合)は7点入ります。トライ以外にも、コンバージョンゴール(トライを決めると得られるキック)、ペナルティゴール(相手が反則を犯した時)、ドロップゴール(プレー中にワンバンさせ、直接狙うゴール)というキックで得点を奪うことでき、それぞれ2点、3点、3点入ります。

ラグビーの反則行為は?

ラグビーでは、反則の重さによって与えられるペナルティが異なってきます。また、反則とジャッジされるプレーはかなり細かく決まっていて、シチュエーションによって起こりやすい反則も変わってくるので、混乱しないようにしっかりとルールを覚えることが重要です。

反則の重さは3段階ある

ラグビーでは、犯した反則によってペナルティの重さが変わってきます。軽い反則を犯した場合は相手チームのスクラムから試合が再開し、やや重い反則の場合は相手チームにフリーキックが与えられ、反則をしたチームはその地点から10m下がらなければいけません。最も重い反則を犯した場合は相手チームにペナルティキックが与えられ、反則をしたチームはその地点から10m下がる必要があります。

軽い反則

軽い反則と判断されるプレーは「スローフォアード」、「ノックオン」などです。「スローフォアード」は自分より前方にいる選手などにパスをする行為で、「ノックオン」はボールが選手の手や腕に当たって前に落としてしまうプレーのことを指します。

やや重い反則

やや重い反則となるプレーは「アーリーエンゲージ」と「ノットストレート(スクラム時)」の2つです。「アーリーエンゲージ」とは審判の合図を待たずに、早く動いてしまうことで、「ノットストレート(スクラム時)」はスクラムなどを組んだ時に真ん中にまっすぐボールを入れなければ反則になります。

重い反則

重い反則となるプレーは首から上にタックルする「ハイタックル」やタックルしようとする選手を妨害したり、ボールを持っていない選手の進路を塞ぐ「オブストラクション」などが重い反則となります。

まとめ

今回はラグビー初心者でも分かるように基本的なルール、選手の人数や試合、得点の種類、反則行為などを紹介してきました。ラグビーの特徴はゴールの仕方で得点が変わってくることで、これにより試合の展開が大きく異なります。また、反則行為の重さによって与えられるペナルティが変わってくるので注意が必要ですね。ラグビーのルールは複雑ですが、実際に試合を観戦しながらだと覚えやすいので、試合を観てみましょう。