初心者必見!ラグビーのスクラムとは?組み方やルールを紹介

ラグビー特有のプレーであるスクラムですが、皆さんはどういう組み方、ルールがあるのかご存じでしょうか。

スクラムは屈強なラガーマンたちが陣形を組み、ぶつかり合いますが、どのように組むのか気になりますよね。

そこで今回は、初心者必見のラグビーのスクラムとはどういうプレーなのか、組み方やルールを詳しく紹介していきたいと思います。

初心者必見!ラグビーのスクラムとは?

ラグビーの象徴的なプレーであるスクラムですが、どのような状況で行われるのかご存じでしょうか。ラグビーのスクラムは両チームの選手が低い姿勢となり、体をぶつけ合いながら押し、ボールを奪うことが目的です。

ラグビーのスクラムは、ノックオンやスローフォワードなどのファウルがあった時に、試合を再開するために行われます。イメージとしては、サッカーでいうフリーキックがラグビーではスクラムで再開されるということになりますね。

ラグビーのスクラムはケガをする危険が高いので、常に安全性が優先されるようになっています。

ラグビーのスクラムの組み方を紹介!

ラグビーのスクラムは一見、無秩序に隊列が組まれていると思っている人が多いと思いますが、組み方には決まりがあります。

ラグビーは各チーム15人が出場することができますが、スクラムを組むときに参加するのはフォワードの8人です。

それでは、ラグビーのスクラムは具体的にどのように組んでいくのか、詳しくみていきましょう!

しっかりと掴む!

スクラムの1列目は、フッカーと呼ばれる前線の3選手がお互いのユニフォームをしっかりと掴み、膝が地面に着くくらいまで低い姿勢をとります。

2列目の陣形は、ロックと呼ばれる2人の選手が配置され、しっかりと組み合い、1列目の選手の間に頭を入れて肩でお尻を押すという形になりますね。

そして、3列目に配置されるのがフランカーとナンバーエイトです。両サイドにいるフランカーはロックの選手を掴み、肩を1列目の選手のお尻にくっつけてキープ。そして、ナンバーエイトは左ロックにいる選手のお尻に肩をつけ、押し込みます。

流動的に変化

基本的には上記で説明したようにラグビーのスクラムは組まれますが、3列目に位置しているフランカーとナンバーエイトは状況に応じてプレーする必要があります。

フランカーはスクラムの両サイドが突破されたときにタックルをし、ナンバーエイトはディフェンスラインの裏をカバーしなければなりません。

また、攻撃に移ったときにはフランカーはサポート役になり、ナンバーエイトはスクラムから回ってきたボールを持ち、走るのが役割です。

状況によっては、3列目のフランカーとナンバーエイトもスクラムに参加することがあります。

スクラムのルールや流れは?

ラグビーのスクラムは審判が両チームの準備ができたことを確認してからプレーが再開されます。審判はスクラムの準備が整ったときに、「クラウチ、バインド、セット」とかけ声を掛けるのが特徴です。

「クラウチ」で姿勢を低くし、スクラムの準備をし、「バインド」で前方にいる選手は相手のユニフォームを掴み、「セット」でフォワードの選手が頭を入れてプレーが再開されます。

審判は準備ができたことを確認し、ファウルをしなかった方のチームのスクラムハーフがボールをスクラムに投入し、プレーがリスタートするようです。

まとめ

今回は初心者必見、ラグビーのスクラムとはどういうものなのか、組み方やルールなどについて紹介してきました。

ラグビーのスクラムはファウルがあったときに行われるプレーで、バスケットボールのジャンプボールやサッカーでいうフリーキックのような役割を果たしていますね。スクラムはフォワードのフッカー、ロック、フランカー、ナンバーエイトの選手が関わり、ユニフォームなどをしっかり掴み、肩で味方選手のお尻を押します。

スクラムは審判の「クラウチ、バインド、セット」の掛け声とともにスタートするので、覚えておきましょう。