近年、ラグビー人気が高まってきたことで、選手やチームの名前、ポジション名を覚えている人も多くなっていると思います。
しかし、「アドバンテージ」や「アーリーエンゲージ」といったラグビーの専門用語をきちんと理解している人は、そこまで多くないのではないでしょうか。
ラグビーのルールを知っておくことも大事ですが、ラグビーで使われる用語も知っておくことは大切なことです。
そこで今回は、ラグビーの「アドバンテージ」とはどういう意味なのか、その他知っておきたいラグビー用語も紹介していきたいと思います。
ラグビーの「アドバンテージ」とは?
「アドバンテージ」という言葉はラグビーだけではなく、サッカーでも使われますが、一体、どういう意味なのでしょうか。
「アドバンテージ」はファウルがあった際に、反則された側のチームが優位な状況で、プレーを続行することができる時に適用されます。
そのため「アドバンテージ」がとられた際には、ファウルを受けたチームは、プレーを止めることなく、そのまま続行できるので審判の判断力などが重要です。
初心者が知っておきたいラグビー用語を紹介!
ラグビーの試合を観戦していると、普段聞き慣れない用語が使われることがよくあります。そのため、ラグビー初心者の人にとっては、どんな意味か分からず、何が起きたのかも把握することは難しいです。
そこで今回は、ラグビー初心者が知っておきたいラグビー用語をいくつか紹介していきますので、是非、覚えておきましょう。
アーリータックル
「アーリータックル」は相手選手がボールを持つ前にタックルをしてしまったときに、とられる反則です。
「アーリータックル」は選手が怪我をしてしまうリスクが高いプレーであるため、故意か偶然に関わらず、ペナルティキックが与えられ、場合によっては10分間の退場が宣告されることもあります。
キッキングコンペティション
「キッキングコンペティション」はサッカーのPK(ペナルティーキック)戦のようなもので、トーナメント戦などの延長戦で決着が着かないときに行われます。
両チームから5人の選手が交互に蹴り、蹴る位置がゴールの正面、左、右、正面、左の順番で変わってくるので、覚えておきましょう。
スクラム
「スクラム」とは、試合が再開されるときのセットプレーの1つで、両チームのFW(フォワード)の選手が組み合い、押し合います。
トライ
「トライ」はラグビー用語で最もポピュラーな用語ではないでしょうか。
「トライ」は相手チームのインゴールエリアにボールを運ぶと、5点入り、コンバージョンキックが与えられます。
コンバージョンキック
「コンバージョンキック」は「ゴールキック」とも呼ばれ、トライした位置とタッチラインの平行線上から蹴ることができます。
「コンバージョンキック」を決めると、2点追加されるので非常に重要なプレーです。
ドロップキック
「ドロップキック」は不規則なバウンドをするラグビーボールを1度地面に落としてから行うキックです。
「ドロップキック」は難易度が高いプレーで、ゴールに入れれば3点入ります。
ノックオン
ラグビーでは前方にパスなどをすることが禁止されており、ボールを前に落としてしまった場合にとられる反則が「ノックオン」です。
ノーサイド
「ノーサイド」とは試合が終われば敵も味方もないというラグビーの精神が由来となっている用語で、試合終了の合図にも使われています。
また、俳優の大泉洋さん主演の「ノーサイド・ゲーム」のドラマ名になっているため、「ノーサイド」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか・
ジャッカル
「ジャッカル」はタックルで倒れてしまっている選手からボールを奪うことのプレーのことを示しています。
「ジャッカル」をする際には、怪我のリスクがあるため膝をつけて行うことは禁止です。
まとめ
今回はラグビーの「アドバンテージ」とはどういう意味なのか、その他知っておきたいラグビー用語などを紹介してきました。
「アドバンテージ」はファウルを受けたチームが、優位な状況でプレーを続けられる場合に宣告されるルールで、チャンスに繋がる場面などで適用されることが多いです。
また、「アドバンテージ」以外には「アーリータックル」や「ジャッカル」といった怪我に繋がる可能性のある重要な用語も多くあるので、きちんとルールを理解し、負傷しないようにしましょう。