近年、日本のバスケ人気は高まりつつあり、2024年も河村勇輝選手や富永啓生選手といった若手選手がNBAに挑戦するということで大きな注目を集めています。
そのため、初めてバスケを観戦するという人が増えていると思いますが、公式ルールを知らないという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、初心者にもバスケのルールを簡単に説明していきたいと思いますので、プレーするときや観戦するときの参考にしてみて下さい!
バスケの公式ルールを簡単に説明!
バスケは展開が速く、ダイナミックなプレーが多いため一瞬も目が離せないスポーツです。そのため、何が起きているのかなどを把握するためにはきちんとルールを把握しておく必要があります。
ルールを知らなくても楽しむことができるバスケですが、深く理解しておくことでより楽しむことができるので、一緒に確認していきましょう!
人数
バスケの人数は1チーム5人で、両チーム合わせて10人で試合が行なわれます。ベンチ入りできる人数は、NBAで13人、Bリーグは5人〜7人です。
バスケはサッカーと野球と違い、交代できる人数が決められておらず、1度ベンチに下がった選手でも再び、試合に出すことができます。そのため、状況や点差に応じて選手交代が行なわれるので、起用法を見ることでより深く楽しむことが可能です。
試合時間
バスケの試合時間はサッカーのように前半と後半に分かれておらず、「クォーター制」が採用され、4クォーターまで行なわれます。
- NBAは48分(1クォーター12分の合計48分)
- Bリーグ・国際試合40分(1クォーター10分の合計40分)
バスケはカテゴリーや国際試合によって1クォーターの時間が異なるのが特徴です。
また、各クォーターの間には2分の休憩時間があり、第2クォーターと第3クォーターの間には10分のハーフタイムが設けられています。
得点
バスケの得点方法はいくつかありますが、大きく分けると3種類あります。
- 2ポイントシュート(レイアップ・ダンク・ショートレンジ・ミドルレンジ)
- 3ポイントシュート
- フリースロー
この3種類があり、レイアップやダンク、ショートレンジ、ミドルレンジのシュートは2点、3ポイントラインの外側から打つシュートである3ポイントシュートは3点、ファウルなどがあったときに与えられるフリースローは1点です。
タイムアウト
バスケのルールには選手交代や作戦時間など試合の流れを変えたり、断ち切るための「タイムアウト」というルールが設けられています。
- NBA:7回
- Bリーグ:第1・2クォーターは2回、第3・4クォーターは3回
- FIBA:第1・2クォーター合わせて2回、第3・4クォーター合わせて3回
このように、「タイムアウト」もカテゴリーやリーグなどによって回数が異なり、試合を大きく左右するルールなので、しっかりと覚えておきましょう!
バイオレーション
バスケにはファウルとは別に「バイオレレーション」という違反すると相手ボールになってしまうルールが定められています。
バスケで定められているバイオレーションはこちらです。
- アウトオブバウンズ(ボールがコートから出ること)
- トラベリング(ボールを持ったまま3歩以上歩くこと)
- ダブルドリブル(1度ドリブルしてからボールを持ち、再びドリブルを行なうこと)
- バックパス(1度相手コートに入ったら自陣コートにボールを戻してはいけない)
- 24秒(攻撃側のチームは24秒以内にシュートをしなければならない)
まとめ
今回は初心者にも分かるようにバスケのルールを簡単に説明してきました。
バスケの人数や試合時間は観戦やプレーをしていけば、すぐに覚えることが出来ると思いますが、得点方法や24秒ルールやバックパスなどといった「バイオレレーション」は複雑であり、何が起きたか分からず、すぐに覚えることは難しいですよね。
バスケをより深く楽しむには細かいルールなどを覚えておくことが大切なので、少しずつ学んでいくようにしましょう!