中学生になり、初めての部活動で初心者も始めやすい軟式テニスを選ぶ方も多いのではないでしょうか。しかし、初心者が軟式テニスラケットを選ぶことは簡単ではないですよね。軟式テニスラケットはプレースタイルに応じたものがあるので、慎重に選ぶ必要があります。
また、サイズも重要で、体格にあったものを選ぶことも大切だと言われていますね。
そこで今回は、軟式テニスラケットの選び方で中学生にあった方法を中心に、種類やサイズなどを紹介していきたいと思います。
中学生の軟式テニスラケットの選び方とは?
軟式テニスラケットの選び方で中学生向けのポイントはいくつかありますが、初心者の方は以下の2つを押さえるようにしましょう。それでは、軟式テニスラケットの選び方で中学生向けについて詳しくみていきましょう。
ガットが張ってあるもの
軟式テニスラケットの選び方で中学生は既にガットが張ってあるものを購入するようにしましょう。スポーツショップには、フレームを購入してから好きな硬さでガットを張ってもらうことができますが、時期によっては時間が掛かってしまうことがあります。特に、初心者の場合はすぐにラケットが必要となるので、ガットが張ってあり、すぐに使用できるモデルを選ぶのがおすすめです。
その後、慣れてきたり、ガットを張り替えたりするときに好みの硬さを選んでみましょう。
オールラウンドタイプ
軟式テニスラケットを選ぶ時には、オールラウンドタイプのものを購入するのも1つの手です。軟式テニスは前衛と後衛でラケットの特徴が異なります。しかし、始めたばかりの人はまだどちらでプレーするか決まっていないので、前衛でも後衛でも対応できるオールラウンドタイプを選んでおくのが無難です。
その後、ポジションが決まってからプレースタイルに合うラケットを購入し、オールラウンドタイプは予備にしましょう。
軟式テニスラケットの種類やサイズは?
ダブルスが組むことが多い軟式テニスは、前衛と後衛ではラケットに違う特徴があります。
また、フェイスのサイズや重量なども違ってくるので、それをしっかりと覚えておくことも重要です。それでは、軟式テニスラケットの種類やサイズ、重さについて詳しくみていきましょう。
種類
軟式テニスラケットは大きく分けて前衛向けと後衛向けの2種類に分けることができます。
前衛はネット際でプレーすることが多く、ボレーなどをするのでフレームが厚く、安定感と操作性に優れているのが特徴です。また、素早く動かせるように軽量で、重心がグリップ側にあるトップライトになっています。
一方で、後衛はライン付近からストロークを打つため、重心がラケットの先端付近にあるトップヘビーで重量感があり、シャフトが少し細くなっているのが特徴です。コントロールするのが難しい分、強い打球を飛ばすことができます。
サイズ
軟式テニスラケットのフェイスは80平方インチから100平方インチまでと、幅広いサイズがあります。フェイスのサイズが大きいほど、ボールに当たる面が広く、真芯に当たる確率も高いですが、重さもあり、操作するのが難しいのが特徴です。
一方で、80平方インチなどフェイスのサイズが小さいのは、当てるのが難しいですが、操作性に優れ、スイングスピードも速くなるので、強いショットを打つことができます。
そのため、80平方インチなどフェイスのサイズが小さいのが上級者向けで、100平方インチの大きいものが初心者向けです。
重量
軟式テニスラケットの重量は、大体200gから290gまでとなっています。ただ、近年は技術力が向上してきて、軽い素材が使われているので、250g前後のラケットが使われることが多いです。重量が比較的軽いラケットは操作がしやすく、非力な選手でも扱いやすくなっています。その一方で、重量があるラケットはスイングスピードが求められますが、力強い打球を打つことが可能です。
まとめ
今回は軟式テニスラケットの選び方で中学生にあった方法を中心に、種類やサイズなどを紹介してきました。中学生が軟式テニスラケットを選ぶ際には、すぐに使用でき、どちらのポジションでも使うことができるものを選ぶのが重要です。
また、軟式テニスラケットは種類やサイズ、重量がそれぞれ違うので、自分のプレースタイルや振りの速さに合ったものを選ぶようにしましょう。