競馬が好きな人の楽しみ方は人それぞれあるでしょうが、馬券を買う人としてはせっかくなら競馬で勝ちたいですよね。競馬で勝つということは馬券の購入額よりも払戻金額の方が多いということです。
競馬でどれくらい勝ったか(あるいは負けたか)は回収率を計算することでわかります。今回は競馬の回収率の計算方法や、回収率100%を超えるための買い方のコツも紹介します。
競馬の回収率の計算方法は?
競馬の回収率の計算方法は払戻金額÷購入金額×100で行うことができます。この数字が100(%)を超えていれば勝ち、100(%)未満であれば負けていることになります。
例えば1万円分の馬券を買い払戻金が2万円であれば回収率は200%、1万円分馬券を買ったけれど払戻金が5千円であれば回収率は50%となります。
競馬の回収率100%を超える買い方のコツは?
競馬の回収率を計算して100%超えたいですよね。「こうすれば絶対に勝てる!」という方法は残念ながらありませんが、100%超えるための買い方のコツはいくつかあります。見ていきましょう。
トリガミをしない
トリガミとは「当たったけれど払戻金額が購入額より少ない」ことです。例えば千円ずつを5点買って、一つが当たったけれどオッズが5倍未満だった場合トリガミとなります。このトリガミをしないことが、競馬の回収率を上げる基本とも言えます。
トリガミをしない方法は?
トリガミをしない方法は、買い目を増やしすぎないことがわかりやすい方法です。配当がそこまで高くなることのない単勝や複勝はもちろん、配当が高くなりやすい3連単でも買い目を増やしすぎるとトリガミになることがあります。
またオッズを見て買い目ごとに金額の強弱をつけることも有効です。
期待値の低い馬を買わない
競馬の回収率を計算して100%を超えるには、期待値の低い馬を買わないということも重要です。期待値とは簡単に言えば「馬の実力とオッズが見合っているか」です。
競馬には絶対はありません。中央競馬では一番人気の勝率は30%程度、単勝1倍台の馬でも勝率は50%程度だそうです。人気サイドばかり毎回買っては回収率を上げることは期待できないですし、だからと言って大穴ばかり狙ってもなかなか当たりません。
自分の予想から導き出した馬がどのくらいのオッズなのか、よく見てどれくらい期待できるか考えて買うということが必要でしょう。
買うレースを絞る
馬券を買うレースを厳選することも、競馬の回収率を上げるコツです。混戦で本命馬を選びきれない、狙いたい馬のオッズが実力に対して低すぎるなど、自信がない時は買わないということです。見(ケン)するとも言い、競馬が上手い人は見ができるとも言われます。
それでも「見るだけではつまらない」という方は、レースによって大きく勝負するか少額で遊ぶだけにするか、メリハリをつけるというのも良いでしょう。
様々な式別を使い分ける
馬券の予想をしていて、本命馬が「勝ちそう」「3着以内なら期待できる」などレースによって変わってくると思います。買いたい馬が「勝ちそうなのか」「馬券内なのか」によって買う式別を変えるということも競馬の回収率を計算して100%を超えるためのコツです。
例えば「かなりの確率で勝ちそう」というなら単勝や馬単あるいは3連単を買い、「人気の割に3着以内なら期待できそう」という馬なら複勝や3連複などを狙うといった具合です。
このようにレースによって様々な式別を使い分けることも競馬の回収率を上げるコツだと言うことができます。
まとめ
今回は競馬の回収率の計算方法と、回収率100%を超えるための買い方のコツについて紹介してきました。競馬で勝つということは回収率が高いということなので、是非とも回収率を意識しながら馬券を買ってみてくださいね。