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ハンドボールシューズは室内と外で違う?特徴や選び方を解説!

ハンドボールは日本ではマイナースポーツですが、ダイナミックさとスピード感のあるプレーが魅力な競技です。またハンドボールは専用のハンドボールコートなどはありませんが、屋外と屋内で行なうことがあります。

では、ハンドボールシューズは室内と外でどう違うのでしょうか。そこで今回は、ハンドボールシューズは室内と外で違うのか、特徴や選び方を解説します。

ハンドボールシューズは室内と外で違う?

ハンドボールは国際大会や社会人リーグ、全国大会など試合の規模が大きい場合、室内で開催されることが多いです。

しかし、日本の中学・高校では体育館などの室内はバスケットボールやバレーボール、バドミントンといった競技が使用するケースが多いため、ハンドボールは屋外で練習することが少なくありません。そのため、ハンドボールシューズは室内と外で違いがあり、使い分けられることがありますが、なぜハンドボールシューズは室内と外の2種類があるのでしょうか。

地面の素材が違うため

ハンドボールシューズに室内と外の2種類があるのは、地面の素材が違うからです。多くの人が知っているように、一般的な体育館は木材をベースに作られており、校庭などは土と砂となっているのが多いですね。

どちらも固い地面ではありますが、土と砂は体育館よりも滑りやすくなっており、それ故にハンドボールシューズは室内と外の2種類があります。そのため、ハンドボールシューズは室内よりも外用の方がグリップ力が高いようです。外で練習が行なわれることが多いですが、大会などでは室内の場合もあるので2種類用意しておきましょう。

ハンドボールシューズ室内と外の特徴は?

ハンドボールはバスケットボールやバレーボール、バドミントンなどと同じインドアスポーツですが、他の競技のシューズを代用するのは良くないと言われています。その理由はハンドボールの競技の特性が関係しているとされていますが、シューズにはどんな特徴があるのでしょうか。

また、ハンドボールシューズ室内と外の特徴・違いも気になりますね。それでは、ハンドボールシューズ自体の特徴や室内と外の違いを詳しくみていきましょう。

グリップ力

ハンドボールシューズはジャンプシュートが代表的なプレーとされていることが多いですが、攻守の入れ替えが激しいスポーツです。また、相手のドリブルなどに対応するために細かくステップをすることがあるので横の動きが必要となります。

そのため、ハンドボールシューズは横の動きに対応できるようにグリップ力が強いのが特徴です。グリップ力が低いシューズは滑りやすく、捻挫などの怪我のリスクが高まってしまいます。そういったことにならないために、ハンドボールシューズはグリップ力が高いようになっているようです。

クッション性

ハンドボールシューズはアウトソールと呼ばれる靴底部分が厚くなっているのが特徴で、クッション性が高くなっています。ハンドボールシューズのアウトソールが厚くなっているのは、試合中などにジャンプをしたり、急ストップをすることが多いからです。

もし、クッション性が低いシューズを履いていると、足裏や膝といった部分に負担がかかってしまいますし、短期間での破損にも繋がってしまいます。そういったことを避けるために、ハンドボールシューズはクッション性が高くなっています。

軽量性

厚底であるハンドボールシューズですが、実はそこまで重量感がないのも特徴だとされています。

ハンドボールシューズは縦横無尽に動き回り、ジャンプなどをするので選手には軽やかなフットワークが必要です。重さのあるハンドボールシューズであっても、動き回ることはできると思いますが、試合終盤にかけて徐々に違いが出てきて、パフォーマンスにも影響を与えることがあります。

なので、ハンドボールシューズには軽量性が求められており、選ぶ時の判断材料にしても良いかもしれないですね。

室内と外の違い

ハンドボールシューズ室内と外はそこまで大きな違いはありません。しかし、室内と外では摩擦力に違いがあるので、屋外用のはサッカーなどのスパイクのような凹凸や突起物が大きいという違いがあります。ただ、サッカーなどのスパイクのように鋭い歯が付いている訳ではなく、凹凸などが大きくなっており、それでグリップ力を高めているようです。

また、ハンドボールシューズを室内と外で兼用してしまうと、怪我するリスクもありますし、通常よりも速く劣化してしまうかもしれないので避けた方が良いかもしれませんね。

ハンドボールシューズ室内と外の選び方は?

ハンドボールシューズは室内と外のものではそこまで違いはないので、選び方も大差ありません。しかし、シューズは長く履いていくものですし、合わないものは怪我にも繋がるので購入する前にしっかりとした選び方などを知っておくことは重要です。

それでは、ハンドボールシューズの選び方が分からないという人のために、詳しく解説していきたいと思います。

サイズ感

ハンドボールシューズに限らず、どんな靴を選ぶ時もサイズ感は重要な要素になってきます。多くの人が自分の足のサイズを知っていると思いますが、実際に履いてみたらメーカーやモデルなどによって違いがあるということは少なくありません。そのため、購入する際には必ず試し履きをした方が良いですが、注意点もあります。

ハンドボールでは厚手のソックスを履くことが多いので、試し履きをするときも同じような条件になるようにしましょう。というのも、薄手の状態で試し履きし、後で若干キツイと感じるケースも少なくないからです。

形状

人は足の大きさだけではなく、甲の部分が大きかったり、細かったりと形状も違います。そのため、ハンドボールシューズを選ぶ時はデザイン性だけではなく、自身の足の形に合ったものを購入するようにしましょう。

日本人の足の甲は比較的大きいとされており、日本のメーカーもそれに対応しているようになっています。一方で、海外メーカーのハンドボールシューズは全体的な幅が狭くなっているようです。

足の甲が大きい人が無理に狭くなっているハンドボールシューズを履いてしまうと、負担がかかり、痛める原因にもなるので注意しましょう。

まとめ

ハンドボールシューズは室内と外で違いがあり、若干特徴も変わってくるので兼用などはしないようにしましょう。

また、ハンドボールシューズを選ぶ時には、怪我のリスクなどを抑えるためにも実際に履いてみてから購入するのが良いのかもしれませんね。