観戦前に知っておきたい!ハンドボールの反則のルールを徹底解説

試合を楽しく観戦するためには、ハンドボールのルールなどをしっかりと知っておく必要があります。

ハンドボールの反則はかなり細かく分けられているため様々な種類があり、覚えるのが大変です。しかし、1度覚えてしまえば、試合中にどのようなことが起こったのかを瞬時に把握することができ、試合観戦を楽しむことができます。

では、ハンドボールの反則はどのようなことをしてしまうと、対象になってしまうのでしょうか。

そこで今回は、観戦前に知っておきたいハンドボールの反則のルールを詳しく解説していきたいと思います。

観戦前に知っておきたいハンドボールの反則ルール10選!

ハンドボールの試合を会場まで観戦しに行った場合は、しっかりとルールなどを把握しておく必要があります。ハンドボールには積極的に攻めなければ反則を取られてしまうなどの独自のルールがあるため、事前に知っておくことが大切です。

それでは、ハンドボールの基本的な反則ルールを10個紹介しますので、一緒に確認していきましょう。

オーバータイム

ハンドボールはでは、ドリブルをせずにボールを4秒以上キープしていると「オーバータイム」という反則を取られてしまいます。「オーバータイム」を取られないためには、4秒以内にドリブルをしなければなりません。

オーバーステップ

ハンドボールのゴールキーパーは、エリア内であればボールを持って何歩でも歩くことが許されています。しかし、コートプレーヤーは4歩以上歩いてしまった場合には「オーバーステップ」という反則が適用されてしまうので、注意が必要です。

ハンドボールでは3歩動いた後に、床にボールをさせればカウントは0になります。

ダブルドリブル

ドリブルを行なってからボールキャッチをし、もう一度ドリブルをした場合には「ダブルドリブル」という反則の対象となります。ハンドボールでは、バスケットボールのように手のひらに乗せるようなドリブルも「ダブルドリブル」の対象となるので注意が必要です。

また、ハンドボールでは、ボールが体のどこかに接触し、床にバウンドした場合にもドリブルをしたとみなされてしまいます

ラインクロス

「ラインクロス」は「ゴールエリア」と「プレーイングエリア」の境目である「ゴールエリアライン」を踏んでしまったときに適用される反則です。

しかし、攻撃側の選手がジャンプして「ゴールエリアライン」を超えて、シュート打ったりすることは「ラインクロス」は適用されません。

キック

ハンドボールはゴールキーパー以外の選手が脚でボールを蹴ることが認められていないので「キック」という反則が取られてしまいます。

イメージ的にはサッカーの「ハンド」に近く、わざとではなくても脚に当たってしまった場合にも「キック」の反則が適用されてしまうので注意が必要です。

パッシブプレー

「パッシブプレー」はハンドボール独自の反則で、攻撃側の選手が時間稼ぎのようなパスやドリブルなどを行なった際に適用されます。

審判は「パッシブプレー」を取る前に選手に対して事前に合図を出しており、それでも消極的なプレーを行なった場合には反則になってしまうので注意しましょう。

チャージング

攻撃側の選手が強引にドリブルしようとし、守備側の選手の正面からぶつかりに行った時に適用されるのが「チャージング」です。

また、ユニフォームや体の一部を掴んだり、故意に押すことも「チャージング」の対象となります。

トリッピング

攻撃、守備に関係なく、相手選手をわざと転倒させようと、脚をかけたときに適用されるのが「トリッピング」です。「トリッピング」は故意ではない場合には適用されることはありませんが、悪質と判断された場合には警告を出されることがあります。

ハッキング

「ハッキング」は攻撃側の選手がシュートをするときなどに、守備側の選手が相手選手の手や腕を叩いた場合に適用されます。守備側の選手の手が偶然にも攻撃側の選手に当たり、ボールを落としてしまった場合にも適用されることがあるので、気をつけなければなりません。

プッシンッグ

「プッシンッグ」は名前からも分かる通り、守備側の選手が攻撃側の選手を押したり、ジャンプ中にぶつかったりするときに適用される反則です。

「プッシンッグ」は攻撃を止める有効な手段として、試合中によく取られる反則となっています。

まとめ

今回は観戦前に知っておきたいハンドボールの反則のルールについて詳しく解説してきました。

ハンドボールの反則は接触プレーに関するだけでも「チャージング」や「トリッピング」、「ハッキング」、「プッシンッグ」と分かれています。

また、ハンドボールには消極的なプレーを見せたときに適用される「パッシブプレー」という反則もあるので、しっかりと覚えておきましょう!