「フットサル」は南米のウルグアイ発祥の「サロンフットボール」とイギリスの「インドアサッカー」が起源だとされています。
サッカーのスーパースターである元ブラジル代表のロナウジーニョ選手もフットサルをやっていますが、どのようなルールなのでしょうか。また、「フットサル」と「サッカー」はどのような違いがあるのかも気になりますよね。
そこで今回は、フットサルのルールやサッカーとの違い、特徴を解説していきたいと思います。
フットサルのルールは難しい?簡単に紹介!
フットサルは室内で行われるスポーツで、サッカーと同じように高い人気を誇っています。それでは、フットサルのルールをみていきましょう。
キックイン
フットサルには「キックイン」と呼ばれるルールがあります。キックインはサッカーのスローインと同じでサイドラインを割ったときに行われるプレーです。
フットサルではキックでボールを入れますが、4秒以内に蹴らないと権利が相手に移行してしまいます。
ゴールクリアランス
フットサルにはゴールキックがなく、「ゴールクリアランス」というルールがあります。ゴールクリアランスはGKがスローインをすることで再開するプレーのことです。
オフサイド
サッカーの代表的なルールといえばオフサイドですが、フットサルにはありません。オフサイドがないため、フットサルはサッカーよりもルールが分かりやすいと言えるのではないでしょうか。
フットサルとサッカーの違い・特徴を解説
フットサルはサッカーと似たような部分がありますが、どのような違いや特徴があるのでしょうか。それでは、フットサルとサッカーの違いや特徴を解説していきたいと思います。
コート
フットサルとサッカーのコートの大きさはこのようになっています。
ゴールライン | タッチライン | |
フットサル | 16m~25m | 25m~42m |
サッカー | 45m~90m | 92m~120m |
フットサルのコートはサッカーよりも小さくなっているのが特徴です。
人数
フットサルとサッカーの人数はこのようになっています。
フィールドプレイヤー | 交代枠 | |
フットサル | 5人(内1人はGK) | 最大9人まで |
サッカー | 11人(内は1人はGK) | 最大5人まで |
ボール
フットサルとサッカーでは使われるボールも違ってきます。
フットサルで使用されるボールは専用の「4号球」と呼ばれるもので、サッカーの5号球よりも小さく、跳ねにくいのが特徴です。
試合時間
試合時間 | ハーフタイム | |
フットサル | 前半20分/後半20分 | 15分 |
サッカー | 前半45分/後半45分 | 15分 |
フットサルはプレーイングタイムが採用されています。プレーイングタイムはボールがコートの外に出たりし、プレーが止まった際に時計もストップするというルールです。
また、フットサルのアマチュア大会では、時計の針が止まらないランニングタイムというルールが採用されることもあります。
スパイク
フットサルとサッカーでは使用されるスパイクが違います。
フットサルではサッカーのようなスパイクの使用が禁止されており、専用のシューズを履かなければなりません。フットサルの専用シューズには屋内用と屋外用の2種類があるので、行われるコートに合わせて選ぶようにしましょう。
まとめ
今回はフットサルのルールは難しいのか、サッカーとの違いや特徴を解説してきました。
フットサルにはオフサイドがないので、それほど難しい訳ではないのではないでしょうか。フットサルとサッカーにはコートや人数、使用するボール、スパイク、試合時間などに違いがあります。
フットサルはコートが小さく、必要な人数も多くないので気軽に始めることができるスポーツです。