アメフトとラグビーの違いは何?起源と合わせて徹底解説!

フィジカルコンタクトが多く、圧倒的なパワーとスピードのあるアメフトとラグビーですが、どのような違いがあるのでしょうか。2つの違いを知るためには、アメフトとラグビーの基礎知識が必要になってきます。

アメフトとラグビーはパッと見は似ていますが、中身はまるで違うので細かいルールなどを知ることでより深く、楽しく観戦することが可能です。

そこで今回は、アメフトとラグビーの違いは何なのか、起源と合わせて徹底調査していきたいと思います!

アメフトとラグビーの違いは何?

アメフトとラグビーが似ていると感じている人はかなり多いのではないでしょうか。しかし、アメフトとラグビーの細かいルールなどを確認してみると、かなり違うことが分かります。

では、アメフトとラグビーは具体的にはどのような点が違うのでしょうか。

ルール

アメフトとラグビーのルールはこのようになっています。

 アメフトラグビー
人数11人15人
交代人数無制限8人
試合時間60分(15分×4)80分(40分×2)
得点方法タッチダウン:6点 フィールドゴール:3点 エクストラポイント1点もしくは2点トライ:5点 ペナルティーゴール:3点 ドロップゴール:3点 コンバージョンキック:2点

このように、基本的なルールだけでもアメフトとラグビーでは違いがあることが分かりますね。

パス・タックル

ラグビーといえば、前にパスすることができず、横にしか出せないというルールがありますが、アメフトはどうなっているのでしょうか。

アメフトとラグビーのパスとブロックのルールを確認していきましょう。

 アメフトラグビー
前方へのパス○(1度だけ)×(横のみ)
タックル×(ボールホルダーのみ)

このように、アメフトは前方へのパスが1度だけ許されており、ボールを持っていない選手にもタックルすることができます。

一方で、ラグビーは前方へのパスは禁止されており、タックルもボールホルダーのみに可能です。

装備

アメフトとラグビーでは身に付けている装備やユニフォームなども違っています。

 アメフトラグビー
装備全身パッドを装着半袖半ズボン
ユニフォームヘルメット:必須 マウスピース:必須ヘッドセット:任意 マウスピース:任意

アメフトではケガのリスクの高さからヘルメット・マウスピース、パッドの装着が義務づけられていますが、ラグビーはヘッドセット・マウスピースは任意となっています。

アメフトとラグビーの起源は?

フィジカルコンタクトの多さや装着している装備のイメージから似たようなスポーツの印象があるアメフトとラグビーですが、2つの競技の起源はどうなっているのでしょうか。

アメフトとラグビーの起源を詳しくみていきましょう!

アメフトはアメリカ発祥!

1860年くらいまではラグビーとサッカーが合わさったようなルールのフットボールが各地で行なわれていましたが、1874年に行なわれたハーバード大学とマギル大学の試合がアメフトの原型となり、起源だと言われています。

2つのスポーツが似ているのは、アメフトがラグビーから派生し、誕生したスポーツだからです。

ラグビーはイギリス発祥

ラグビーは1820年〜1850年のイギリスで誕生したスポーツと言われています。

ラグビー誕生にはいくつか諸説ありますが、1823年にイギリスのラグビー校に所属していたウィルアム・ウェブ・エリスという少年がフットボールの試合中にボールを手で持ってゴールに向かったことが起源だと言われているようですね。

まとめ

今回はアメフトとラグビーの違いは何なのか、2つのスポーツの起源についても調査してきました。

屈強な男たちがダイナミックかつ激しいフィジカルコンタクトをしているアメフトとラグビーですが、人数や試合時間、得点方法などの基本ルールでも違いがあり、パスやタックルに関しても異なる点があります。

また、装備やユニフォームに関しても違いがあり、アメフトではヘルメットやマウスピースの装着が必須です。

アメフトはアメリカ発祥のスポーツで、ラグビーはイギリスで誕生したスポーツであるという大きな違いがありました。

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