ラグビーの試合時間はどれくらい?ハーフタイムはある?観戦前のラグビー基礎知識

世界には様々なスポーツがありますが、ラグビーは他のスポーツよりもフィジカルコンタクトが多く、激しいスポーツとしても有名です。そのため、体力の消耗も激しいことが予想できるラグビーですが、試合時間はどのくらいなのでしょうか。また、ラグビーを全く知らない人だと、ハーフタイムがあるのかどうかも知らないことも多いと思います。プロやアマチュアのラグビーを楽しく、快適に観戦できるように、基礎知識を学んでいきましょう。

ラグビーの試合時間はどのくらい?

ラグビーの試合時間は一体、どのくらいなのでしょうか。あらかじめ、試合時間を把握しておかなければ、帰る時間などが分からず、大変な事態に陥ってしまうこともあります。そのため、ラグビーの試合時間がどのくらいなのか、一緒に確認していきましょう。

プロの場合

日本のラグビーのプロリーグは「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」(通称リーグワン)です。「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」の試合時間は前半40分、後半40分の合計80分となっています。

もし、試合が延長戦に入った場合は前半10分、後半10分の合計20分行なわれ、それでも勝敗が付かない場合はどちらかのチームが得点を決めた場合に終了となるサドンデス方式が採用されているようです。もし、それでも決着が付かない場合はキックコンペティション(サッカーのPK戦)が行われます。

アマチュアの場合

レベルの高い大学生の試合時間は「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」と同じですが、まだ体が出来上がっていない高校生、中学生では試合時間が異なります。高校生、中学生の試合時間は前半30分、後半30分の合計60分です。また、延長戦に関しても、体力や怪我をしないためにも大学生、高校生、中学生などの試合では延長戦は認められておらす、同点の場合は引き分けで試合終了となります。

ラグビーにハーフタイムはある?

ラグビーもサッカーやバスケットボールなどと同様に、ハーフタイムが設けられています。ハーフタイムは監督、コーチ、選手にとっては休憩時間でもあり、後半に向けての作戦会議の場でもありますが、観戦しに来ている人にとってはトイレ休憩の時間となるので、非常に重要な時間です。「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」の試合などのハーフタイムは12分以内となっていて、高校生や中学生などの学生のハーフタイムは5分と決められています。

ラグビーのポジションは?

ラグビーは15個のポジションがあり、大きく分けてフォワードとバックスに分けられます。それぞれのポジションは異なる役割があり、ポジションについて知っておくと、ラグビーの試合を楽しく観戦することができるので、ポジション名などを確認していきましょう。

フォワード

フォワードは前列、中列、後列の三つに分けられ、力とスタミナが求められるポジションです。前列には「プロップ(1番、3番)」と「フッカー(2番)」がいます。プロップはスクラムの安定を保つ役割を持ち、「フッカー」はボールをスクラムの中から取り出す役割です。中列には「ロック(4番、5番)」が位置し、ラインアウトでボールをキャッチすることが主な役割です。後列には「フランカー(6番、7番)」と「ナンバーエイト(8番)」が配置され、ボールの奪取や攻守の切り替えを担います。

バックス

バックスは機動力とスピードが求められるポジションで、「スクラムハーフ(9番)」から始まります。「スクラムハーフ(9番)」はフォワードからバックスへボールを供給する役割です。次に「スタンドオフ(10番)」が位置し、ゲームの展開を司る重要なポジションとなっています。「センター(12番、13番)」は攻撃と守備の両面で活躍し、「ウィング(11番、14番)」はスピードを生かしてトライを狙います。最後に「フルバック(15番)」が位置し、広い視野が必要で、守備やカウンターアタックを行うことが役割です。

まとめ

今回はラグビーの試合時間やハーフタイム、ポジション名、役割といった基礎知識について紹介してきました。ラグビーの試合時間やハーフタイムの長さはプロとアマチュアでは異なります。ラグビーのポジションは15個もあり、大きく分けてフォワードとバックスに分けられ、ポジション名や役割を覚えることで楽しく試合観戦をすることができるので、覚えておきましょう。