2019年に行なわれたラグビーワールドカップや大泉洋さんが主演を務めたドラマ『ノーサイドゲーム』などをきっかけに、ラグビーに興味を持った方も多いのではないでしょうか。
しかし、ラグビーのルールは複雑で、専門用語も多いので理解するのは大変ですよね。
ラグビーの試合などを観戦していると、「ジャッカル」という言葉をよく聞くことがあると思いますが、どんな意味なのでしょうか。
そこで今回は、ラグビーの「ジャッカル」とはどんな意味なのか、ルールや得意にしている名手を紹介していきたいと思います。
【ラグビー用語】ジャッカルって何?ルールを解説!
ラグビーに限らず、どのスポーツにも1つ1つのプレーなどに専門用語などがありますが、それを理解していないと楽しむことが難しいですよね。一昔前は、ラグビーはマイナースポーツでしたが、2019年に行なわれたラグビーワールドカップでの日本代表の活躍をきっかけに、ドラマのテーマになるほど人気が高まってきています。
では、ラグビーの「ジャッカル」とはどんなプレーで、どのようなルールが定められているのでしょうか。
ラグビーの「ジャッカル」がどんなプレーで、どのようなルールがあるのか詳しく見ていきましょう。
相手からボールを奪うこと
ラグビーの「ジャッカル」とは、タックルを受け、倒れている相手選手からボール奪うプレーを指します。
タックルを受けた相手選手は、奪われないために他の選手にパスを繋ごうとしているので、それを防ぎ、ボールを奪う必要があるので、一朝一夕にはできないプレーです。
「ジャッカル」は「ラック」(両チームの選手が1人ずつ立ったまま押し合う)が完成する目に奪い取るか、倒れている選手がボールを離さないようさせることでファウルを取ることができます。
「ジャッカル」は立った状態で行なう必要があるので、ケガのリスクが高いです。
膝をついたらファウル!
「ジャッカル」は膝をついてしまうとファウルを取られてしまいますが、無防備に立った状態で行なう必要があるので、ケガのリスクがあります。
また、「ジャッカル」でボールを奪うことができなくとも、相手選手にプレッシャーをかけてボールを離さないようにすれば、「ペナルティーキック」を獲得することができるのです。
仮に、「ラック」が完成してしまった場合には、前や横から押し合いに参加することも禁止されているためファウルとなるので、注意が必要です。
【ラグビー】ジャッカルの名手は誰?
ラグビーの「ジャッカル」は仕掛けるタイミングやボールを奪うことも難しいので、非常に難易度が高いプレーであり、行なっている際に猛スピードでタックルされる可能性もあるため、日本代表クラスの選手でも躊躇してしまうことがあります。
では、日本人選手ではどの選手が「ジャッカル」を得意にしているのでしょうか。
「ジャッカル」を得意にしている日本人選手を詳しくみていきましょう!
姫野 和樹
日本人選手で「ジャッカル」を得意にしているのは、ジャパンラグビーリーグワンのトヨタヴェルブリッツに所属している姫野和樹選手です。
姫野和樹選手が得意にしている「ジャッカル」のおかげで、2019年に行なわれたラグビーワールドカップで日本代表は躍進することができました。
姫野和樹選手が「ジャッカル」の名手と呼ばれているのは、立った状態でタックルされても倒れないフィジカルの強さと強靱なメンタリティを持っているからです。また、姫野和樹選手はスタミナがあるので、勝負所で「ジャッカル」を決めることができます。
まとめ
今回は、ラグビーの「ジャッカル」とはどんなプレーなのか、どのようなルールが定められているのか、名手と呼ばれているのは誰なのかについて詳しく調査してきました。
ラグビーの「ジャッカル」とは、タックルで倒れている選手からボールを奪う取るプレーのことを指します。「ジャッカル」は立った状態でボールを奪わなければならず、膝をついてしまうとファウルとなります。
「ジャッカル」はケガのリスクもあり、難しいプレーなので、名手である姫野和樹選手の動きなどを参考にしてみましょう。