ハンドボールはGK(ゴールキーパー)を含め7人で行われるスポーツです。ハンドボールはルールの性質上、ジャンプしてシュート、キャッチを行うスポーツであるため、とてもダイナミックなスポーツとして知られています。
ハンドボールのトップレベルの試合になるとシュートの速さは時速100kmになるほど、スピード感があり、躍動感あふれるスポーツです。
そこで今回は、ハンドボールの試合をより楽しめるように、各ポジションの名前、役割、適正など紹介していきたいと思います。
ハンドボールのポジションは7つ!
ハンドボールは、GK(ゴールキーパー)1人、CP(コートプレーヤー)6人の計7人で1チームが形成されています。
CP(コートプレーヤー)のポジションは自陣GK(ゴールキーパー)に近い左から順に、LB(レフトバック)、CB(センターバック)、RB(ライトバック、LW(レフトウィング、PV(ピボット)、RW(ライトウィング)。
各ポジションそれぞれ異なる役割や求められる能力が変わってくるので、ポジション名と一緒に覚えることで、より試合を楽しく観戦することができます。
ハンドボールのポジション・役割
ハンドボールには、GK(ゴールキーパー)、LB(レフトバック)、CB(センターバック)、RB(ライトバック)、LW(レフトウィング)、PV(ピボット)、RW(ライトウィング)の7つのポジションがあります。
これらのポジションにはそれぞれ役割があり、エースポジションという花形のポジションがあるので、1つずつ詳しく見ていきましょう。
GK(ゴールキーパー)
GK(ゴールキーパー)は自陣ゴールにポジションを取り、相手シュートを止めることが求められています。そのため、GK(ゴールキーパー)には、反射神経や判断力、守備から攻撃に切り替える時の攻撃の起点にもなるためパス能力も必要です。
LB(レフトバック)・RB(ライトバック)
LB(レフトバック)とRB(ライトバック)はPV(ピボット)の選手と連携したり、フェイントやロングシュートなど駆使し、ゴールを果敢に狙っていくポジションです。
LB(レフトバック)はエースポジションとも呼ばれる花形ポジションで、左利きの選手がエースの場合、RB(ライトバック)に配置されます。このポジションはエースポジションでもあるため、高い得点能力やシュート・フェイント技術など攻撃力が必要なポジションです。
CB(センターバック)
CB(センターバック)はコートの中央に位置しているポジションであるため、コートを俯瞰してみることができ、攻撃時には司令塔としての役割が求められます。
CB(センターバック)には、視野の広さ、判断力、コーチング、相手の動きに合わせてプレーする柔軟性などが必要です。
LW(レフトウィング)・RW(ライトウィング)
LW(レフトウィング)・RW(ライトウィング)は、守備をしっかり行ない、攻撃にも参加することが求められるポジションであるため、持久力とスピートが必要です。
また、サイドから飛び込んで攻撃参加するため、ジャンプ力、判断力、決定力も重要となってきます。
PV(ピボット)
PV(ピボット)のポジションは相手守備陣の中央に位置し、縁の下の力持ちとも呼ばれるポジションです。PV(ピボット)はサイドの選手と連携したり、相手ディフェンスの動きを防いだり、自らゴールに向かうプレーが求められます。
コート中央でプレーするためPV(ピボット)には、フィジカルの強さが必要です。
まとめ
今回はハンドボールのポジション名と役割、必要な能力などについて解説してきました。ハンドボールはGK(ゴールキーパー、LB(レフトバック)、CB(センターバック)、RB(ライトバック、LW(レフトウィング、PV(ピボット)、RW(ライトウィング)の7つのポジションで構成されています。
各ポジションで求められる役割や能力が異なるので、ハンドボールの試合を観る際は事前に覚えておきましょう。