現代の野球ではリリーフ投手の働きが重要とも言うことができますね。かつては「先発投手より能力が落ちる投手」とも言われていたことがありましたが、今は能力の高い投手をリリーフに置くことも当たり前です。
今回はリリーフとは野球ではどういう種類があるのか、またそれぞれの役割について解説していきます。
リリーフとは?
簡単に言うと、野球では投手は先発投手とリリーフ投手に分かれます。先発投手とは試合の最初から投げる投手のことで、リリーフとは野球の試合の途中から投げる投手のことです。
大まかに分けるとこのようになりますが、リリーフ投手にはさらにいくつか種類があり、役割が変わってきます。
リリーフとは野球では大きく分けて2種類
リリーフとは、野球においては大きく分けると2種類あります。
- 抑え投手
- 中継ぎ投手
中継ぎ投手にはさらにいくつかの種類があり、それぞれ役割があります。
抑え投手の役割
抑え投手は勝っている場面の最終回に投げることが多く、試合を締める投手です。クローザー、守護神、ストッパーとも呼ばれます。
最終回に3点差以内で勝っている状況で登板し、そのまま最後まで投げて勝ち切るとセーブがつき、セーブの数が多い抑え投手にはタイトル(最多セーブ投手)も表彰されます。かつては抑え投手が1イニング以上投げることも多かったですが、現代は1イニング限定で投げることが多いです。
中継ぎ投手の種類と役割
中継ぎ投手には主に4種類あります。役割とともに見ていきましょう。
セットアッパー
抑え投手が9回を投げる投手とするなら、主に7回や8回を投げるのがセットアッパーです。先発投手と抑え投手の間で投げます。
抑え投手を固定しているチームは多いですが、現代の野球ではこのセットアッパーも重要とされ、力のある投手を置くことが多いです。
ワンポイント
主に打者一人を抑えるために登板する中継ぎ投手もおり、これをワンポイントと言います。打者が苦手とする投手を登板させたり、左打者に対して左投手を投げさせたりします。
特に「左打者は左投手に弱い」という野球の理論があるので、左の強打者に左のワンポイントリリーフを起用するという場面がたびたび見られます。
一方でメジャーリーグでは2020年から「リリーフ投手は3人以上の打者と対戦するか、イニングの終了まで投げなくてはならない」というルールが採用されています。もしかしたら今後、ワンポイントリリーフという言葉がなくなってしまうかも知れません。
ロングリリーフ
ロングリリーフは文字通り長いイニングを投げるリリーフ投手です。先発投手が早々にノックアウトされてしまった場合や、ケガなどの不測の事態で先発投手が早々に降板しなくてはならなくなった時に、長いイニングを投げます。
ロングリリーフをしてくれることで起用する投手の数を減らすことができ、結果的に投手陣の負担を減らすことができます。
敗戦処理
大差で負けている終盤など、勝つ見込みが厳しくなった際に登板するリリーフ投手を敗戦処理と言います。その名の通り、負け試合を最後まで投げ切るのが役割です。
敗戦処理は専門の投手というよりは、一軍での実績がなく経験を積ませたい投手や不振の投手の調整目的など、試合は諦めているけれど何らかの意図を持たせて登板させる場合が多いです。
まとめ
今回はリリーフとは野球ではどのような種類があり、それぞれの役割は何なのかを解説してきました。「リリーフ投手」と一括りにしても、様々な種類や役割がありましたね。
野球用語はたくさんあり覚えるのは大変ですが、こういった知識を持って観戦するとまた奥深さを感じることができるでしょう。