アメリカ3大スポーツの1つであるアメフトですが、皆さんは何人でプレイするのかご存知でしょうか。
また、アメフトの基本ルールを知らないという人も多いと思います。アメフトには特殊なポジションやルールがあり、場合によっては登録人数が変わることもあるそうです。
そこで今回は、アメフトの人数は何人でプレイするのか、交代で登録人数は変わるのかなどについて解説していきたいと思います。
人数は何人でプレイする?基本ルールも紹介
アメリカで高い人気を誇っているアメフトですが、人数は何人でプレイするのでしょうか。
アメフトの人数は1チーム11人まで一度に出場することができ、両チーム22人で試合が行われます。
また、アメフトは野球のように攻守が分かりやすく入れ替わるのが特徴で、状況に応じて大きく選手交代をすることが少なくありません。
では、アメフトの試合の人数が分かったところで、基本ルールについても紹介していきたいと思います。
試合時間
アメフトは1クォーター15分あり、第4クォーターまであるので試合時間の合計は60分となります。
しかし、アメフトはサッカーのように試合が中断された分を補うアディショナルタイムはなく、プレーが止まった時には時間もストップするクロスタイムというルールが採用されているようですね。
そのため、アメフトの試合は頻繁に止まるため、実質的な時間は2時間30分から3時間ほどだと言われています。
フィールドの大きさ
アメフトの試合が行われるフィールドの大きさは、全長が100ヤード(91.4m)、横幅は53と1/3ヤード(48.8m)となっています。
アメフトのフィールドの左右には長さ10ヤード(9.14m)のエンドゾーンと呼ばれるラインが引かれており、このエリア内に入ればタッチダウンです。
また、フィールドには5ヤード毎にラインが引かれており、攻守において重要な線なので覚えておきましょう。
交代制で登録人数は変わる?
アメフトは各チーム11人まで出場することができますが、ルールを確認してみると、10名以下でもプレイすることが許されています。
しかし、まだ正式にルールが定められていない時にボールを持った選手に大勢で襲い掛かることが多く、怪我人が続出した時期がありました。この問題はルーズベルト大統領が直接注意するほどの問題となり、暴力行為を防ぐためにもキッカー以外に最低でも9人は出場させるというルールが制定されたようですね。
交代できる人数は何人?交代枠も紹介!
アメフトは攻守が入れ替わったタイミングで、状況に合わせて選手を大幅に入れ替えることがよくあります。
そのため、アメフトではバスケットボールのように何度も選手交代を行うことができ、一度ベンチに下がった選手でも出場させることが可能です。
では、世界最高峰のリーグであるアメリカのNFLや日本のXリーグ、大学・高校では交代枠に違いがあるのでしょうか。
各団体の交代枠について詳しく解説していきたいと思います。
交代枠は団体によって違う
NFL、Xリーグ、大学・高校では交代枠の数に違いがあります。
- NFL:46人
- Xリーグ:65人
- 大学・高校:上限なし
このように、各団体によって交代枠に違いがあり、NFLでは選手登録は53人までできますが、出場することができる選手は46人となっています。
また、大学・高校は上限なしとなっていますが、背番号は99までしかなく、同じ番号の選手を同時に出場させることはできないようなので、注意しましょう。
まとめ
今回はアメリカ3大スポーツの1つであるアメフトの人数は何人でプレイするのか、交代制で登録人数は変わるのかなどについて解説してきました。
アメフトは各チーム11人まで出場することができ、両チーム22人で試合が行われます。また、ルール上では9人で試合を行うこともできますが、人数が少ないと不利なのでそのような状況にはならないのではないでしょうか。
アメフトは団体によって交代枠に違いがありますが、何度でも交代することができるので、しっかりとルールを覚えておきましょう。